飛行機の場合
ヨーロッパの東西を結ぶ玄関口として、ウィーンの空の交通量は年々増加しています。多くの信頼度の高いヨーロッパ系の航空路線はウィーンへ就航していますが、アメリカからの場合は、ロンドンやフランクフルトといった他都市での乗り継ぎが必要です。
ウィーン国際空港 Vienna International Airport
所在地:ウィーンの南東11マイル(18km)
時間帯:GMT+1時間(4月から10月はGMT+2時間)
連絡先:電話 +43 (0)1 7007 0 または (0)1 7007 22233(24時間電話インフォメーションサービス)
市内への交通:鉄道(3ユーロ)、バス(6ユーロ)がウィーンへの定期路線を運行しています。また、シティエアポート鉄道(9ユーロ)は、市内中心部にあるシティエアターミナルまで、快速の直行便を走らせています。ターミナルは地下鉄、バス、トラムの路線と結ばれています。タクシーも利用できます。レンタカーは、Avis、Hertz、Budget、Sixt、Thriftyなどの各社があります。
空港内施設:ショップ、免税店、レストラン、バーなどが両ターミナルにあります。外貨両替所とATMは終日利用できます。その他各航空会社のラウンジ、ビジネスセンター、インターネットカフェ、医療センターなどの施設もあります。
駐車場:駐車場及びターミナルに隣接するタワーパーキングがあります。空港へは案内標識に従って徒歩で行けます。
出発税:ありません
ウェブサイト:www.viennaairport.com
鉄道の場合
ウィーンはヨーロッパ主要都市と鉄道で結ばれています。パリからだと、午前7時49分にパリ東駅Gare de l'Estを発車する便は、午後9時18分ウィーン着です。ミュンヘンからは、毎日午前9時24分発、ウィーン着午後2時18分、また午後11時19分発、午前6時47分着の2便があります。チューリヒからは、午後9時33分発、午前6時45分着の便が運行しています。
オーストリア国内を走る鉄道は大変便利です。速く、清潔な車両で、国内のあらゆる場所や素晴らしく風光明媚な名所へと行くことができます。
イギリス海峡の海底を走る英仏海峡トンネルを通る鉄道Chunnelを利用すると、ロンドンからパリはたった3時間です。さらにウィーンまでは、31マイルをわずか35分で走るLe Shuttleを利用できます。この鉄道は自家用車やチャーターバス、タクシー、バイクもイギリスのフォークストーンFolkestoneからフランスのカレーCalaisまで運搬します。年中無休です。
バスの場合
ヨーロッパ大陸の各地からウィーンまでは鉄道が発達しているため、バスはそれほど有名ではありません。しかしいくつかの路線が運行しています。Eurolines(所在地:52 Grosvenor Gardens , Victoria , London SW1 England、電話:020/7730-8235、ウェブサイト:www.eurolines.co.uk)が週に2本、ロンドンのヴィクトリア長距離バス駅Victoria Coach Stationとウィーンを結ぶバス路線を運行しています。所要時間は29時間で、4時間置きに45分間の休憩停車があります。バスは毎週金曜と日曜の午前8時30分にロンドンを出発し、ドーヴァーとカレー間の海峡を横断します。リクライニングシート、トイレ、読書灯が備え付けられています。片道67イギリスポンド、往復は111ポンドです。帰りの期日については、復路のチケットを使うまで申告義務はありませんが、とはいえバスの座席は予約しておくのが望ましいでしょう。復路の乗車券は6カ月間有効です。ロンドンへの便は、毎週日曜と金曜の午後7時45分にウィーンを出発し、29時間後にヴィクトリア長距離バス駅に到着します。チケットは前述のEurolinesのオフィス、英国内の旅行代理店、又はEurolines最大の取り扱い代理店National Express (電話: 020/7529-2000; ウェブサイト:www.nationalexpressgroup.com)で予約できます。
Eurolinesはヨーロッパ各都市にもオフィスがあります。ウィーンオフィスは、電話01/712-04-53です。
オーストリア国内では、ウィーンから離れた町村部、都市部へ伸びる広範囲のバス路線があります。詳細は、電話:01/71101まで問い合わせてください。
車の場合
ヨーロッパ大陸の都市からなら、ウィーンまで車で行く選択肢もあります。イタリアやドイツといった近隣諸国からだったらなおのことかもしれません。ただしレンタカー会社に予約が必要です。
1994年からは、英仏海峡の海底を走るChunnelが運行を開始し、イギリスとフランス間を35分で結ぶようになりました。イギリスのフォークストーンで自家用車をLe Shuttleに乗せると、フランスのカレーまで運搬されます。
ウィーンへは、アウトバーンAutobahnenと呼ばれる幹線道路、又はそれに準ずる幹線道路で各方面から入ることができます。西からの幹線道路はアウトバーンのA-1がミュンヘン(291マイル/466km)、ザルツブルク(209マイル/334km)、リンツ(116マイル/186km)とウィーンを結びます。東からはA-4が、E-58とつながり、ブラチスラバやプラハといった都市とを結んでいます。北西からはA-22が、またE-10はオーストリアの南東部およびハンガリーとつながっています。
表示がない限り、アウトバーンの制限速度は時速130km(80マイル)です。しかし交通渋滞、天候、路面状況などにより、実際は時速50~60マイルで所要時間を見積もったほうがよいでしょう。
ウィーンに車で入る場合は、A-1 (Westautobahn)の終点にあるインフォメーションセンターInformation-Zimmernachweisで、地図、案内情報の入手、またはホテル予約などをすることができます。Wientalstrasse/Auhof (電話:01/211140).
船の場合
ウィーンの歴史的な美しい街並を堪能したいなら、ドナウ川を運航する各種クルーズを活用しましょう。利用しやすい客船会社のひとつにDDSG、Blue Danube Shipping Company (所在地:Donaureisen, Fredrick Strasse 7, Vienna 電話:01/588800 ファックス:fax 01/5888-0440)があり、ウィーンからドイツのPassauまでの1日クルーズなどを提供しています。また、ウィーンからブラチスラバ、ブダペスト、また季節と旅程によっては更に遠くまで行くことも可能です。定期路線の先までのクルーズをアレンジしてもらうこともできます。値段は予算によって様々です。
市内の交通
ウィーン市内公共交通機関は、ヨーロッパでもトップクラスです。安全で利用しやすく、バス、トラム、地下鉄のU-バーンU-Bahn、鉄道のS-バーンS-Bahnは時間に正確です。多くが午前6時から深夜0時まで運行しています。最終バスはそれより早く発車しますが、週末は深夜バスが主要な路線を運行します。地下鉄のU-Bahnは、最も迅速に市内の移動ができます。空港まではS-Bahnが最も安いです。トラム(路面電車)の路線網は世界最大級で、地下鉄やバスなどに次いで市内観光に便利な手段です。風景を楽しみながら移動できるという利点もあります。ただし、路線によっては週末運休のものもあります。バスは、トラムが運行しない都心部では便利です。運賃は正当で、片道料金で同一方面間の乗り換えもできます。トラベルパスも入手できます。ウィーンカードVienna Cardは3日間有効で、深夜バス以外の公共交通機関は乗り放題、観光地、ショップ、レストランなどの割引券もついています。タクシーの数も多く、信頼でき、さらにメーター付きですが、様々な追加料金がかかり、ヨーロッパでも最も高額な部類に入ります。ぜいたくですが、最もロマンティックな交通手段はフィアクルFiakerと呼ばれる馬車でしょう。車は、ウィーン市内では交通渋滞に巻き込まれますが、郊外に出るならば便利でしょう。